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title: Meridian GeoX正式提供：地理実験3つの型と日本で回す前提条件
description: Googleの地理実験ライブラリMeridian GeoXが2026年9月10日に一般提供。holdback・go-dark・heavy-upの使い分け、「予算31%節約」の根拠の薄さ、都道府県単位の日本で回す前提条件を整理します。
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# Meridian GeoXが正式提供に：広告を「一部の地域で止めて」効果を測る地理実験の回し方

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 アドサプリ運営チーム

2026年10月17日

[HOME](https://www.adsuppli.com/blog) ／ [ブログ](https://www.adsuppli.com/blog) ／ Meridian GeoXが正式提供に：広告を「一部の地域で止めて」効果を測る地理実験の回し方

効果測定マーケティング戦略

# Meridian GeoXが正式提供に：広告を「一部の地域で止めて」効果を測る地理実験の回し方

アドサプリ運営チーム2026.10.17

![ピンが刺さった地図](https://images.unsplash.com/photo-1516738901171-8eb4fc13bd20?w=1600&q=80)

Meridian GeoXは、広告を一部の地域で止めたり増やしたりして売上の差を比べる、Googleのオープンソースの地理実験ライブラリで、2026年9月10日に一般提供になりました。実験デザインはholdback・go-dark・heavy-upの3つで、日本で回す前提は日次×地域別の売上データを出せることです。

広告を止めたら、売上はどれだけ減るのか。この問いに管理画面のROAS（売上÷広告費×100）は答えてくれません。管理画面が数えているのは「広告に触れた人の購入」であって、「広告がなくても買っていた人」を差し引いていないからです。差し引くには、広告を見せた集団と見せなかった集団を比べるしかありません。

発表の場はGoogleの公式の広告・コマースブログで、ベータを終えての全世界提供です。無料で、どの広告媒体の効果でも測れます。同時に「大規模広告主で31%超の予算節約」という数字も語られたのですが、この数字は公式ブログにも公式ドキュメントにも載っていません。載っているのは、実験の本番期間が3〜10週間、設計から分析までで7〜14週間という実施ガイドの目安と、Python 3.10以上という動作要件のほうです。

この記事の要点

- GeoXは2026年9月10日に一般提供。Python 3.10以上で動くオープンソースで、地域の割り当てを層化抽出で釣り合わせる
- 実験デザインは3つ。新規施策はholdback、既存予算の防衛はgo-dark、増額の是非はheavy-up
- 「31%節約」はGoogle社内ベンチマークのみで、比較対象もサンプル数も非公開
- 日本で回す前提は、日次×地域別の売上データが出せること。出せないなら計測基盤が先

CVの二重計上など、計測のずれを見つけて直し方まで書いた診断の例をご覧いただけます。

[サンプルを見る（無料・その場でダウンロード）](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-sample-form)

## 1. GeoXとは何か：Meridianの地理実験部分が独立した

経緯を短く追います。2025年1月29日、GoogleはMMM（マーケティング・ミックス・モデリング）のオープンソースライブラリ「Meridian」を公開しました。MMMは週次の売上と各媒体の広告費の関係を統計モデルで推定する手法で、概念は「[MMMの復権とインクリメンタリティ](https://www.adsuppli.com/blog/mmm-incrementality)」に書いています。

GeoXはその地理実験の部分です。PPC Landによると、2026年5月28日の時点でクローズドベータの存在が確認され、9月2日にMeridian本体がバージョン2.0.0でJAXを既定の計算基盤に切り替え、9月9日にGoogle アナリティクスのYouTubeチャンネルで行われた配信で一般提供が宣言されました。翌10日の公式ブログで「GeoX is generally available globally in Meridian」と明記され、同じ記事では新指標の[Data Strength Uplift](https://www.adsuppli.com/blog/google-data-manager-data-strength-uplift)も発表されています。

無料です。

GitHubのREADMEによると、動作環境はPython 3.10以上、Meridian本体と併用するならPython 3.11以上。計算基盤はJAXです。Google Researchは2026年に「Meridian GeoX: An Open-Source Framework for Precision and Efficiency in Geo Experiments」という論文も出していて、要旨には「最小検出可能効果を下げ、必要予算を大幅に削減する」とあります。

技術的な特徴は3つに整理できます。1つ目は地域の割り当て方で、ランダムではなくデータに基づく層化抽出を使い、処置群と対照群の売上規模や季節性を事前に釣り合わせます。2つ目は反事実の推定方法で、Time-Based Regression、Synthetic Control、Synthetic DiDの3つのモデルを備えます。3つ目は「Design-Aware Placebo Inference」と呼ぶ偽陽性の制御で、効果がないはずの場面で効果が出てしまう確率を抑える仕組みです。

## 2. 3つの実験デザインと、どれを選ぶか

公式ドキュメントは介入の型を3つに分けています。どの問いに答えたいかで選びます。

| 型 | 処置群で何をするか | 答えられる問い | 向く場面 |
| --- | --- | --- | --- |
| holdback | 新しい施策を一部地域だけに配信し、残りは配信しない | この新しい媒体・形式に増分はあるか | Demand Genや新媒体を初めて試す前 |
| go-dark | 既存の配信を一部地域で止め、残りは通常どおり | 今の予算を止めたら何を失うか | 予算削減の圧力に根拠で答えたいとき |
| heavy-up | 一部地域だけ予算を一定割合増やす | 増額した分の限界リターンはいくらか | 増額提案の是非。現在の予算が小さすぎてgo-darkでは差が出ないとき |

実務で迷いやすいのはgo-darkとheavy-upの境目です。月100万円の配信を半分の地域で止めると、止めた地域の売上の落ち込みがそのまま広告の増分になりますが、月10万円の配信だと落ち込みが日々の売上の揺らぎに埋もれて検出できません。公式の実施ガイドでは、go-darkの目的を「既存の支出の基礎的な貢献と費用効率を定量化する」、heavy-upを「増額したときのリターンを測る」と分けており、小さい配信で止める実験をしても答えが出にくいのはこの定義どおりです。

もう1つの軸が、単一セルかマルチセルかです。単一セルは処置群1つと対照群1つの比較。マルチセルは複数の処置群が1つの対照群を共有する形で、たとえば「YouTubeを止める地域」と「YouTubeを3割増やす地域」を同じ期間に走らせれば、同じ市況の下で2つの問いに一度に答えられます。ただしセルごとに別のターゲティング設定が要るため、運用の手間は単純に増えます。

実験が終わったら、結果はMeridianの事前分布（prior）に変換してMMMを校正できます。Meridian側が「どのチャネルをGeoXで検証すべきか」を提案する設計なので、MMMで当たりをつけ、GeoXで確かめ、その結果をMMMに戻す、というループが公式の想定する使い方です。

## 3. 「31%節約」という数字をどう読むか

9月9日の配信で、GeoXとMeridianのプロダクトマネージャー2人（うち1人はKatie Monroe氏）が登壇し、「他のオープンソースの同等ツールと比べて、大規模広告主で31%超の予算節約」と述べたとPPC Landが2026年9月10日に記録しています。設計生成の時間を94%超短縮したという発言も同じ配信です。

この2つの数字は、公式ブログ、公式ドキュメント、Google Researchの論文ページのいずれにも記載がありません。サンプル数、比較対象の具体名、「大規模」の定義も公開されていないため、Google社内のベンチマークとして語られた数字、という以上の扱いはできないというのが正直なところです。

検証もありません。

批判もすでに出ています。PPC Landによると、2026年8月にarXivで公開された論文は、層化抽出による地域割り当てと、従来のマッチドマーケット法の優劣を巡って「結果を単一のリフト値に要約すると情報が失われる」と指摘しています。Meridianでブランド指標として使える「Branded Google Query Volume」についても、Googleが所有する信号であり、Googleは測定対象の媒体の売り手でもある、という利益相反の指摘がRelevant Audienceなどから出ています。

とはいえ、無料で使える地理実験の道具が公式に整備されたこと自体の価値は、31%の真偽とは別に残ります。有料のインクリメンタリティ計測ツールしか選択肢がなかった領域で、設計から分析までを自前で回せる道が増えたのは事実です。

## 4. 日本で回すときの前提条件：地域の粗さとデータの有無

2026年10月時点でGeoXに地域制限はなく、日本でも使えます。問題は制度ではなく粒度です。米国には放送エリアに基づくDMAという区分が210あり、地理実験はこのDMA単位で組まれるのが一般的です。日本で同じ発想を都道府県に置き換えると47しかなく、しかも東京都と鳥取県では人口が20倍以上違います。層化抽出で釣り合わせるにも、組み合わせの自由度が低い。

現実的なのは、Google広告やMeta広告が市区町村単位の地域指定に対応している点を使って、都道府県より細かい単位で処置群と対照群を組む方法です。公式の実施ガイドも「地域単位は細かいほうが統計的な検出力が上がり、必要予算も下がる傾向がある」と書いています。期間の目安はあります。本番の実験期間は3〜10週間で、少なくとも1回の購買サイクルを覆うこと、設計から分析まで含めると7〜14週間、というのがガイドの数字です。最小の地域数は記載がないので、ここは自社のデータの揺らぎを見ながら決めることになります。

もう1つの前提は、売上データです。GeoXが要求するのは「日次×地域別」の売上、または主要なコンバージョン（CV、問い合わせや購入などの成果地点のこと）の件数です。ECなら配送先住所から出せますが、BtoBや店舗型の商売では、どの地域の広告が商談や来店につながったかを日次で出せる会社は多くありません。出せないなら、GeoX以前に計測基盤の整備が先です。

人員も要ります。オープンソースで無料とはいえ、Pythonでライブラリを動かし、ベイズ統計の出力を読んで事業の言葉に翻訳できる人が社内か外部にいないと、設計の段階で止まります。無料と低コストは別物で、ここを見誤ると「ツールは入れたが実験は1回も走っていない」状態になります。

そして、人員がそろっても残る問題があります。実験設計の妥当性です。対照群の選び方、期間の長さ、途中で入った別施策の影響。これらは実験を組んだ本人がいちばん見落としやすい箇所で、結果が「広告は効いていた」と出たとき、その結果を疑う動機は配信している側にはありません。設計と判定を同じ人が持つ構造は、地理実験でも変わらないということです。

※ 地理実験を回す前に、そもそも今の配信の地域設定や計測が実験に耐える状態かを確認したい方へ ― 閲覧権限だけで地域設定・CV計測・予算配分の状態を見る月次診断があります。[実際の診断レポートのサンプル（無料）](https://www.adsuppli.com/#sample)を用意しています。

## 5. 大がかりなMMMを組まなくても使える場面

MMMとセットで使うのが公式の想定ですが、単発の問いにも使えます。いちばん需要があるのは「広告を止めたら売上はどうなるか」で、縮小や停止の判断軸は「[広告をやめるとどうなる？](https://www.adsuppli.com/blog/stop-ads-decision)」に書きましたが、あの記事で触れた「一部の地域だけ止めて比べる」方法を、設計と分析の両面で支えるのがGeoXのgo-darkです。

順序はこうなります。①日次×地域別の売上を過去1年分そろえる、②GeoXに読み込ませて処置群と対照群の割り当てを出させる、③処置群の地域で配信を止める、④期間中は他の施策を動かさない、⑤終了後に反事実モデルで増分を推定する。④が守れないと結果が濁ります。繁忙期やセールと重ねないことも同じ理由です。

本番は3〜10週間です。

地域別の入札調整とは目的が違う点も書いておきます。「[曜日・時間帯・地域の入札調整](https://www.adsuppli.com/blog/ad-scheduling-geo)」で扱ったのは、配信の中で地域ごとに強弱をつける話で、GeoXは配信の外側から「その配信に増分があったか」を問う道具です。前者は毎月の運用、後者は年に数回の検証、と役割を分けて考えると位置づけが見えやすくなります。

自分でできる範囲は、データをそろえ、実験を設計し、ライブラリを動かすところまでです。できないのは、出てきた増分の数字を「だから予算を増やすべきだ」「減らすべきだ」に翻訳する段階で、そこには実験の外にある情報、たとえば検索広告のCPA（CV1件あたりにかかった広告費）の推移や、止めた期間中に競合が何をしていたかが要ります。地理実験は強い道具ですが、1回の実験結果だけで予算を動かすのは、1回の血液検査で手術を決めるのに似ています。読む人を、実験を組んだ人と別に置く。

※ 実験の結果を予算判断に落とす段階で、外の目を入れたい方へ ― 診断レポートでは配信の増分だけでなく、CPAの推移や検索語句の変化など、実験の外側の数字もあわせて見ています。[実際の診断レポートのサンプル（無料）](https://www.adsuppli.com/#sample)でご確認ください。今の代理店や運用体制を替える必要はありません。

## よくある質問

### Q. 月の広告費が50万円程度でも地理実験はできますか？

A. できなくはありませんが、検出できる効果の大きさに限界があります。処置群と対照群で売上の差を見つけるには、広告の増分が日々の売上の揺らぎより大きい必要があり、配信額が小さいとその差が埋もれます。公式の実施ガイドは、地域単位を細かくするほど検出力が上がり必要予算も下がる傾向にあると書いているので、都道府県より市区町村の粒度で組むのが先です。そのうえで月50万円なら、止める実験より「特定地域で5割増やす」heavy-upのほうが答えは出やすくなります。

### Q. GeoXを使うのにMeridianのMMMまで組む必要がありますか？

A. ありません。GeoXは単体でも動き、1つの施策の増分を測る単発の実験に使えます。MMMと組み合わせるのは、実験結果を事前分布として渡してモデルの精度を上げたい場合で、公式はそのループを推奨していますが、順番としてはまず1回の実験を最後まで走らせて、社内でデータをそろえる手順と結果の読み方を経験するほうが先です。そこで詰まるなら、MMMを足しても動きません。

あわせて読みたい

- [MMMの復権とインクリメンタリティ。広告効果測定の「三角測量」とは](https://www.adsuppli.com/blog/mmm-incrementality)
- [広告をやめるとどうなる？縮小・停止を判断する基準と安全な下げ方](https://www.adsuppli.com/blog/stop-ads-decision)

この記事の執筆者：**アドサプリ運営チーム**（運営：ライムクロス株式会社）。現役の広告運用者が、月次の広告アカウント診断「[アドサプリ](https://www.adsuppli.com/)」を提供しています。

目次

1. [1. GeoXとは何か：Meridianの地理実験部分が独立した](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s1)
2. [2. 3つの実験デザインと、どれを選ぶか](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s2)
3. [3. 「31%節約」という数字をどう読むか](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s3)
4. [4. 日本で回すときの前提条件：地域の粗さとデータの有無](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s4)
5. [5. 大がかりなMMMを組まなくても使える場面](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s5)
6. [よくある質問](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-s6)
7. [あわせて読みたい](https://www.adsuppli.com/blog/meridian-geox-general-availability#asb-related)

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