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title: 退職者・前の代理店の広告アカウント権限を外す手順：四半期の棚卸し
description: 退職者や前の代理店の広告アカウント権限は、Google広告・MCC・GA4・GTM・Metaの5画面を四半期に1回、台帳と突き合わせて外します。権限が2階層あり1か所では消えない理由、退職者の79%に残った米国調査、Security Agentの使いどころを整理します。
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# 退職者と前の代理店の権限が残り続ける：四半期に1回、5つの管理画面を同じ順番で開く権限棚卸し

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 アドサプリ運営チーム

2026年10月22日

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# 退職者と前の代理店の権限が残り続ける：四半期に1回、5つの管理画面を同じ順番で開く権限棚卸し

アドサプリ運営チーム2026.10.22最終更新 2026.10.26

![カードリーダーの付いた暗い色のドア](https://images.unsplash.com/photo-1754494977436-a5c202306fe4?w=1600&q=80)

米国の民間調査では、退職した人の79%に、退職後も使える業務アカウントが1つ以上残っていました。広告アカウントだけを調べた数字はありませんが、権限の付け方は他の業務システムと変わらないので、無縁とは言いにくい。対処は、Google広告・MCC・GA4・GTM・Metaの5つの権限画面を四半期に1回、決まった順番で開き、1枚の台帳と突き合わせることです。5媒体そろっていても半日かかりません。

79%という数字は、米国のIT管理会社Sagissが2026年10月13日に公開した調査のもので、2026年9月に米国の成人1,000人へ聞いています。3つ以上のアカウントが残っていた人が44%、「今この瞬間も使える」と答えた人が12%、退職後に実際に旧勤務先のアクセスを使った人が47%。従業員250人未満の企業では残存率が82%に上がり、10〜49人規模では86%でした。小さい会社ほど、辞める人の持ち物一覧を持っている人がいない、という構図です。

この記事の要点

- 権限は媒体ごとに2階層。上の階層で外さない限り、下だけ消しても入れる
- 四半期に1回、台帳を手元に置いて5つの画面を同じ順番で開くこと
- 変更履歴はログインを記録しない
- 休眠ユーザーと過剰な権限を自動で挙げるSecurity Agentと、管理者4名以上で動く複数者承認が2026年の助け

今の広告アカウントの設定を、外部の現役運用者が項目ごとに点検した診断の例をご覧いただけます。

[サンプルを見る（無料・その場でダウンロード）](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-sample-form)

## 1. 米国で何が起きているか：退職者の8割にアクセスが残り、Googleは「休眠ユーザーを消せ」と言った

Sagissの調査をもう少し読みます。残っていたアクセスで顧客情報・財務記録・管理者アカウントなどの機密に届いた人が64%。1か月を超えて、または今も使える状態だった人が30%。正社員より契約・派遣のほうが残りやすく、89%に達しています。外部の個人や代理店が関わる広告運用では、この89%のほうが実態に近いかもしれません。

なお、Sagissの調査項目に広告やSNSの管理画面は含まれておらず、調査自体もIT管理サービスを売る会社の自社調査で、自己申告・重み付けの記載なしという限界があります。

ただ、媒体側の動きは数字と同じ方向を向いています。Search Engine Roundtableが2025年11月25日に報じたところでは、Google広告の公式コミュニティチームがアカウント乗っ取りの相談増加を受けて、2段階認証の有効化、休眠・退職ユーザーの削除、定期的な権限の見直しの3点を広告主に呼びかけました。

## 2. なぜ「消したつもり」で残るのか：権限は媒体ごとに2階層ある

退職者を消したはずなのに残る理由は、ほぼ1つです。どの媒体も権限が2階層に分かれていて、担当者が目にする下の階層だけ外しても、上の階層から入れるからです。

Google広告では、個別アカウントのユーザー一覧と、MCC（クライアントセンター、複数の広告アカウントをまとめて管理する上位アカウント）経由のリンクが別物です。退職者を個別アカウントのユーザーから削除しても、その人がMCCの管理者として残っていれば、MCC経由で同じアカウントを開けます。前の代理店も同じで、代理店のMCCとのリンクが生きていれば、担当者を全員消しても代理店の誰かが入れる状態は続きます。

GA4はもっと分かりにくく、アカウントとプロパティの2階層で権限を持ち、ヘルプには、上位で付与された権限は下位では外せない旨が書かれています。GTMも同じ構造で、アカウント権限（UserかAdmin）とコンテナ権限（No access・Read・Edit・Approve・Publishの5段階）を別々の画面で持ちます。Metaはビジネスポートフォリオの人・パートナー・システムユーザーに加えて、広告アカウントやページに直接付けた権限が残ることがあります。

やっかいなのは、この残存を変更履歴では見つけられないことです。Google広告の変更履歴は「誰が何を変えたか」を記録しますが、ログインしてレポートを眺めただけの行動は残りません。閲覧権限で残っている元担当者は、履歴上は存在しないのと同じです。[変更履歴の読み方](https://www.adsuppli.com/blog/google-ads-change-history-check)は役に立ちますが、権限の棚卸しの代わりにはなりません。

## 3. 四半期ルーチン：台帳を1枚作り、5つの画面をこの順番で開く

先に台帳です。媒体・ユーザー名・権限の種類・所属（自社か、どの代理店か）・最終確認日の5列をスプレッドシートに作ります。代理店はMCCやパートナー単位で1行にまとめ、個人名は代理店側の担当者が替わったときだけ更新すれば足ります。

開く順番は、外す操作がはっきりしている媒体からです。

| 順番・媒体 | 開く場所 | 見るもの | 外し方 |
| --- | --- | --- | --- |
| ①Google広告（個別） | 「管理者」＞「アクセスとセキュリティ」 | Usersタブの権限レベル列、ManagersタブのOwner列、保留中の招待 | Actions列のRemove access。招待はRevoke |
| ②MCC（自社で持つ場合） | Accounts ＞ Sub-account settings、Securityタブ | 配下アカウントの一覧、許可ドメイン、2段階認証の強制 | アカウントにチェック→Edit→Unlink |
| ③GA4 | 管理のアカウント側とプロパティ側のアクセス管理 | 役割（Administrator〜Viewer）とデータ制限。両階層とも | 上位階層から先に削除 |
| ④GTM | 管理のアカウント列とコンテナ列、それぞれのUser Management | Publish権限を持つ人の数 | Remove→Save |
| ⑤Meta | ビジネス設定の人・パートナー・システムユーザー | 広告アカウント・ページに直接付いた権限も | 画面の表記に従う（版により名称が異なる） |

表の③と④は、どちらも2つの画面を開く前提で書いています。GA4でプロパティだけ見て終わる、GTMでコンテナだけ見て終わる、が最も多い抜けです。Metaのメニュー名は版によって揺れるため断定せず、「ビジネス設定の中に3種類の一覧がある」と覚えておけば画面上で探せます。

代理店に渡す権限の目安も台帳に書いておきます。GA4はプロパティ単位でViewerかAnalyst、費用の数字を見せたくなければNo Cost Metricsの制限を足す。GTMのPublish権限は、タグを実際に公開する担当者1〜2名に絞る。Google広告は運用に標準権限があれば足り、管理者権限は自社側に置く。詳細は[引き継ぎの手順](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-handover)に譲ります。

退職の日は、四半期を待たずに動きます。Sagissの調査が指摘しているのは、1人が全アカウントの一覧を持ち、退職日当日に閉じる体制の有無でした。台帳があればその一覧はもうあります。1つのIDを何人かで使い回す共有ログインには「削除」という操作がないので、個人アカウントに分け、分けられない媒体はパスワードを当日中に変えます。

## 4. 2026年の自動の助け：Security Agentと複数者承認、それでも手が要る理由

Google広告には2026年、権限の棚卸しを一部肩代わりする機能が入っています。1つはSecurity Agentで、「管理者」＞「アクセスとセキュリティ」のSecurityにあるSecurity insightsに指摘が並びます。ヘルプによれば対象は、管理操作を実際にはしていない管理者（標準権限への降格を提案）、長く使われていない休眠ユーザーや未使用のアクセス、gmail.comのような公開メールドメインのユーザーの3種類です。

もう1つの複数者承認（Multi-party approval）は、管理者が4名以上いるアカウントで、ユーザーの追加・削除や権限の変更に、操作した本人とは別の管理者の承認を求める機能です。許可ドメインと合わせて、どのアカウントで効くかは[複数者承認と許可ドメインが効く条件](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-security-weekly-check)で整理しています。

ここまでが自動でできることです。限界もあります。複数者承認は、管理者2名が普通の中小の広告主では動きません。Security AgentはGoogle広告の機能で、GA4・GTMに同等のものは見当たりません。MetaにはSecurity Centerがありますが、公式ヘルプ本文は確認できていません。GA4とGTMは、人が画面を開く以外にありません。

そしてSecurity Agentが挙げてくれるのは「使われていない」権限までです。使われている権限が過剰かどうかは判定してくれません。代理店が「運用に管理者権限が要る」と言えばそのまま残り、前任者が付けた権限は「前からこうだった」で通ります。自分が付けた権限を自分で過剰だと採点するのは、比較する相手がないと難しい作業で、ここが社内のルーチンだけで埋まらない部分です。

※ 退職者や前の代理店の権限が残っていないかを、台帳を作った本人以外の目で確認したい方へ ― 閲覧のみの権限で足り、今の代理店や運用体制を替える必要はありません。[実際の診断レポートのサンプル（無料）](https://www.adsuppli.com/#sample)を用意しています。

## 5. 注意点：代理店のMCCを外す前に、プレビューを読む

前の代理店のMCCが自社アカウントのオーナーになっている場合、ヘルプには自社側から解除できると書かれています。Managersタブで該当MCCのActionsからRemove accessを選ぶと、解除前にプレビュー画面が出ます。問題はその先で、解除によって請求設定やコンバージョン（CV、問い合わせや購入などの成果地点のこと）計測の紐づけがどう変わるかは「プレビューで確認する」としか書かれていません。解約月に慌てて外すのではなく、その1か月前にプレビューだけ読んでおきます。代理店側が侵害されたときの影響は[代理店のMCCが乗っ取られたときの影響と備え](https://www.adsuppli.com/blog/agency-breach-client-ad-accounts)にまとめています。

逆方向の注意もあります。管理者が1人だけのアカウントには警告が出ると、アクセス権のヘルプにあります。退職者を消していったら管理者が自分だけになった状態は、自分が倒れたときにアカウントが宙に浮きます。管理者は2名、ただし4名以上になると複数者承認が動くと覚えておけば、絞りすぎも増やしすぎも避けられます。

四半期という頻度は、取りこぼしを回収する周期です。退職と代理店交代は都度やる。四半期は「都度やったはずの抜け」を拾う回です。見知らぬログインや権限の変更といった侵入の兆候は四半期では遅いので、[不正ログインの兆候を週15分で確認する手順](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-security-weekly-check)で別に拾います。名義そのものが代理店側にある場合は棚卸し以前の話になるので、[名義と権限を自社で持つ理由](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-ownership)を先に読んでください。

## 6. 画面を開くのは自社でできる。権限の「妥当」は外の目で決まる

5つの画面を四半期に1回開き、台帳と見比べ、いなくなった人を消す。ここまでは管理画面と半日があれば社内で終わります。Security Agentの指摘を処理し、MCCの許可ドメインを絞るのも同じです。

終わらないのは、残した権限が妥当かという判断です。代理店に管理者権限が要るのか、GTMのPublishを持つ3人目は本当に必要か、GA4のアカウント管理者に制作会社がいる理由は何か。これらは一覧を眺めても答えが出ず、同じ規模の他社のアカウントを知っている人が見て、初めて「多い」「普通」が言えます。四半期の棚卸しは自社の仕事です。棚卸しの結果として残った一覧を、変更履歴や計測タグの状態と一緒に定期的に別の目で見てもらう体制は、アカウント診断の領域に入ります。

※ 棚卸し後に残った権限の一覧が「普通」かどうかを知りたい方へ ― 現役の運用者が月次で権限・変更履歴・タグの状態を見る形があります。[実際の診断レポートのサンプル（無料）](https://www.adsuppli.com/#sample)で確認できる項目をご覧ください。

参考：公式ヘルプ

- [Google 広告アカウントへのアクセス権を管理する（Google 広告ヘルプ）](https://support.google.com/google-ads/answer/6372672)
- [About the Security Agent for account hygiene（Google 広告ヘルプ）](https://support.google.com/google-ads/answer/17034850)
- [Access and data-restriction management（アナリティクス ヘルプ）](https://support.google.com/analytics/answer/9305587)

## よくある質問

### Q. 代理店に「MCCを外すと計測が止まる」と言われました。本当ですか？

A. 条件次第で本当です。コンバージョンアクションを代理店のMCC側で作り、自社アカウントがそれを参照している構成だと、リンク解除でそのアクションが使えなくなります。解除前に出るプレビュー画面に影響範囲が示されるので、まずそれを読み、CVアクションが自社アカウント側に作り直されてから解除する順番にすれば、計測が止まる経路は避けられます。代理店の言い分が正しいかどうかも、プレビューを一緒に見れば分かります。

### Q. 退職者のGoogleアカウント自体を会社で削除すれば、広告の権限も全部消えますか？

A. 自社ドメインのGoogle Workspaceアカウントなら、アカウント削除でGoogle広告・GA4・GTMへの入口は閉じます。Metaはビジネスポートフォリオの権限が本人のFacebook個人アカウントに紐づくため、Workspaceの削除では消えず、ビジネス設定側で外す必要があります。個人のGmailで権限を付けていた場合も会社側から削除できないので、媒体ごとに外す以外にありません。個人アドレスで入っている人を自社ドメインのアカウントに置き換えておくと、次の退職時の作業が減ります。

### Q. 退職者のGoogle広告のアクセス権はどう削除しますか？

A. 「管理者」＞「アクセスとセキュリティ」のUsersタブで、該当ユーザーのActions列からRemove accessを選びます。その人がMCCの管理者として残っているとMCC経由で同じアカウントを開けるため、MCC側のユーザーも確認し、GA4・GTM・Metaの権限も同じ日に外します。

あわせて読みたい

- [広告アカウントの名義と権限は自社が持つべき理由：代理店名義のリスク](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-ownership)
- [広告運用の属人化リスク：担当者が辞めても困らない体制の作り方](https://www.adsuppli.com/blog/ad-ops-key-person-risk)

この記事の執筆者：**アドサプリ運営チーム**（運営：ライムクロス株式会社）。現役の広告運用者が、月次の広告アカウント診断「[アドサプリ](https://www.adsuppli.com/)」を提供しています。

目次

1. [1. 米国で何が起きているか：退職者の8割にアクセスが残り、Googleは「休眠ユーザーを消せ」と言った](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s1)
2. [2. なぜ「消したつもり」で残るのか：権限は媒体ごとに2階層ある](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s2)
3. [3. 四半期ルーチン：台帳を1枚作り、5つの画面をこの順番で開く](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s3)
4. [4. 2026年の自動の助け：Security Agentと複数者承認、それでも手が要る理由](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s4)
5. [5. 注意点：代理店のMCCを外す前に、プレビューを読む](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s5)
6. [6. 画面を開くのは自社でできる。権限の「妥当」は外の目で決まる](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s6)
7. [よくある質問](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-s7)
8. [あわせて読みたい](https://www.adsuppli.com/blog/ad-account-access-audit-routine#asb-related)

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